法定12か月点検

「法定12か月点検」は
必ず受けるべき?

「法定12か月点検」は法令で義務付けられたものですので、年に一度行う必要があります。ですが、点検していないからといって厳しい罰則があるわけでもないため、多くの方が任意であると勘違いしています。安全に車を走行させることもドライバーの義務ですから、故障や事故などのトラブルを未然に防ぐためにも、定期的な点検をしっかり行うことをおすすめします。

「法定12か月点検」
のメリット

01. 常に安全・快適

どんなクルマでも乗っているうちに少しずつ痛んでいき、部品類も消耗していきます。当然それにつられ安全性や快適性も失っていきます。点検整備を短いサイクルで行うことにより、早い段階で対処することができるので、低コストでの修理・メンテナンスが可能となり、故障の予防や早期発見にもなり、常に安全かつ快適な状態を保つことができます。

02. 車の寿命が延びる

点検整備をしないまま乗りつづけていると、小さな不具合が大きな故障に発展する可能性がでてきます。クルマの寿命を延ばすには、ちょっとした不具合を早期に発見し、致命的な故障になる前に直すことが大切です。細めに異常を見つけ整備することでクルマを長持ちさせることができます。

03. 車検費用の軽減

定期点検を行うことでお車の状態を把握し、修理費用があまりかからない段階での整備や部品交換が可能となります。そのままにしておくと、結果的に次の車検費用が増えてしまうといったこともよくあります。また、数年に一度まとめて修理するよりは、1年ごとに修理したほうが費用の分散ができ、車検時の費用を抑えられるといったメリットもあります。

04. 売却時に有利

法定12ヶ月点検を受けている車は、「メンテナンスをしっかり行っている車」という印象もあり、査定時の評価がプラスになる傾向があります。中古車を買う場合、一般的には当然きちんとメンテナンスされていた綺麗な状態のクルマを望む人が多く、無傷なクルマは買取業者としても再販しやすいため、プラス査定となるようです。

「車検だけで大丈夫」
は大きな間違い?

ドライバーの中には「車検はクルマの不具合をすべて直している」と思っている方もおられるのではないでしょうか。そもそも車検は「公道を走るうえで最低限必要な保安基準をクリアしているかの検査」であり、検査時点で保安基準に適合していれば合格となります。クルマの不具合を細かく点検し整備する目的ではないため、車検に合格したからといってその後のクルマの安全性や快適性を保証するものではありません。

実際には車検の際に2年ごとに必要な「法定24か月点検」も一緒に行っているケースがほとんどですので、受けている認識がなくてもきちんと整備されています。ですが車の状態は1年経てば変わります。1年ごとの定期点検と細かなメンテナンスが、安全で快適なカーライフをおくるうえでとても大切なのです。愛車の「体調」には日々気を配り、愛車が風邪をひいたら(不調が出たら)「かかりつけ医」である私たちにご相談ください。

12か月点検のご相談は

ご来店またはお電話で

TEL 0175-22-3561

電話する